2006年10月01日

100万回生きたギコ

198 名前:1/10 :2005/06/11(土) 23:06:26
100万回氏んで100万回生きたギコがいました。

        ______∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     〜′ 100万回 (゚Д゚)< 俺様は100万回も逝ったぞゴルァ!!
     UU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UU  \________________


100万人の人(?)がそのギコをかわいがり、
100万人の人がそのギコが氏んだ時に泣きました。


      | うぐぅ    |
      |        |     ∧ ∧   ギコちゃん…氏んじゃった。
        ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄      (;∀;=j
    (  Λ_Λ           ⊂__ つ
    ⊂´⌒つ_ _)つ         / _ _ ゝ
                      (_(__)


ギコは1回も泣きませんでした。
なぜならギコは自分がだいすきだったからです。


      ______∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    〜′ 100万回 (゚Д゚)< 俺様サイコー!!
     UU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UU   \ 泣く奴は逝って良し
                    \__________


199 名前:2/10 :2005/06/11(土) 23:07:30
あるとき、ギコはだれのギコでもなくなりました。
なにしろりっぱなギコだったので、りっぱなノラギコになりました。
そんなノラギコに何ひきものメスギコがノラギコのおよめさんになりたがりました。
でもノラギコはだれよりも自分が好きだったので、だれのおむこさんにも
なりませんでした。


            |俺様は100万回逝ったんだ。        |
            |いまさらチャンチャラおかしいぞゴルァ |
             \                     /
                ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧ ∧             ∧∧
  (,,゚−゚)アイシテル        (゚Д゚)         ∧∧
  @uu)            (|100 |)        (゚∀゚,,) オヨメサンニシテー
                〜|万回|        (_)〜
                   ∪∪
   ∧ ∧                  ∧ ∧
   (  ,,)               スキ〜(゚−゚,,)
  /  | ドキガムネムネ            (uu@
 (___ノ
  ι


200 名前:3/10 :2005/06/11(土) 23:08:06
そんな中、ノラギコに見向きもしない、1ぴきのメスギコがいました。


    ハニャーン♪
     ∧_∧____
    /(*゚ー゚) ./\
  /| ̄∪∪ ̄|\/
    |____|/
    ,,,,∪∪,,, ,,


201 名前:4/10 :2005/06/11(土) 23:08:36
      ______∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    〜′  100万回 (゚Д゚)< 俺様は100万回も逝ったぞ!!ゴルァ
     UU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UU  \_________________


メスギコは

  |              |
  |  そう…      |
   \         /
      ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
       ∧_∧____
      /(*゚ー゚) ./\
    /| ̄∪∪ ̄|\/
      |____|/
      ,,,,∪∪,,, ,,


と言ったきりでした。


202 名前:5/10 :2005/06/11(土) 23:09:11
ノラギコは少し腹を立てました。
なにしろ、自分が大好きでしたから。


            |俺様は100万回も逝ったんだ。   |
            |これがどういう事か解らないとは  |
            |とんだ厨房だなゴルァ             |
             \                   /
                ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ______∧∧  O
    〜′  100万回 (゚Д゚) 。
     UU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UU


203 名前:6/10 :2005/06/11(土) 23:09:37
次の日も、次の日も、ノラギコはメスギコのところへ行って言いました。


  |               |
  |  そう …      |
   \         /
     ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
       ∧_∧____
      /(*゚ー゚) ./\
    /| ̄∪∪ ̄|\/  |君はまだ1回も逝っていないんだろう? |
      |____|/     \                      /
       ,,,,∪∪,,, ,,         ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     ∧∧_____
                    (゚Д゚) 100万回  ~〜
                    UU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UU


メスギコは「そう…」と言ったきりでした。


204 名前:7/10 :2005/06/11(土) 23:10:08
そんなある日、ノラギコは

      ______∧∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    〜′  100万回 (゚Д゚)< 俺様は100万回も…
     UU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UU  \__________


と言いかけましたが

    |そばにいてもいいか?|
     \            /
        ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ∧∧_____
        (゚Д゚) 100万回  ~〜
         UU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UU

とメスギコにたずねました。
メスギコは

  |           |
  |  ええ…     |
   \           /
      ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
       ∧_∧____
      /(*゚ー゚) ./\
    /| ̄∪∪ ̄|\/
      |____|/
       ,,,,∪∪,,, ,,

といいました。


205 名前:8/10 :2005/06/11(土) 23:10:57
ノラギコはメスギコのそばにいつまでもいました。


     ∧_∧____    ∧ ∧
    /(*  ) ./\  (   )
  /| ̄ ̄ ̄ ̄;|\/ /100 |
    |____;|/ 〜(万回ノ
               ̄ ̄

その後、2ひきの間にはかわいい子ギコがたくさん生まれました。
ノラギコはもう「俺様は100万回も逝ったぞ!!ゴルァ」とは決して言いませんでした。


    ∧ ∧ イッテヨチ ∧ ∧ イッテヨチ  ∧ ∧ ハニャーン♪
   (,,・Д・)    (・Д・,,)      ( *゚−゚)
 〜(___ノ      (___ノ〜    @uu)


ノラギコは、メスギコと子ギコたちを、自分よりもすきになっていました。


206 名前:9/10 :2005/06/11(土) 23:11:27
やがて子ギコたちもりっぱなギコ猫に成長して、どこかへ行きました。
メスギコはおばあさんになっていました。

            | こいつといつまでもいっしょに |
            | 生きていたいぞゴルァ         |
             \                   /
    ミテクレハカワラナイケド  ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    コレデモオバアチャンヨ      O
     ∧_∧____    ∧ ∧ 。
    /(*  ) ./\  (   )
  /| ̄ ̄ ̄ ̄;|\/ /100 |
    |____;|/ 〜(万回ノ
               ̄ ̄

ノラギコはメスギコといっしょに、いつまでも生きていたいと思いました。


207 名前:10/10 :2005/06/11(土) 23:12:37
ある日、メスギコはノラギコの隣でしずかに、動かなくなっていました。
ノラギコは初めて泣きました。


           |しぃっ、しぃっ?    |
          \ しぃぃぃぃぃぃ  /
     ______  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
    /    ./\  ∧∧_____
  /| ̄ ̄ ̄ :|\/ (;Д;) 100万回  ~〜
    |     |/    UU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UU
     ̄ ̄ ̄ ̄

夜になって、朝になって、また夜になって、朝になって、
ノラギコは100万回も泣きました。


208 名前:E/10 :2005/06/11(土) 23:13:17
朝になって、夜になって、ある日のお昼にノラギコは泣き止みました。




     ______
    /    ./\   ∧∧ __ _〜
  /| ̄ ̄ ̄ |\/⊂(- -)⊂ ⌒っっ
    |     :|/
     ̄ ̄ ̄ ̄

ノラギコはメスギコの隣で、しずかに動かなくなっていました。
ギコはもう、決して生き返りませんでした。
posted by 管理人@ at 19:28 | Comment(3) | TrackBack(0) | AA長編
この記事へのコメント
    ナツカシス
    Posted by 名無しさん at 2006年10月01日 22:03
    この話も原作も大好きだ
    Posted by 徒然なる名無し at 2008年11月18日 21:53
    感動
    Posted by 白猫 at 2010年12月31日 20:57
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。